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ブラックリストって、なんだろう?
2011年08月26日(金)

投稿者:小林 信之介
司法書士法人リーガルハンズ
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■ブラックリストってあるの?ないの?

 いきなり結論からお伝えをすると、そもそもブラックリストというものは存在しません。
 では、ちまたでよく聞く、
 「ブラックリストに載ったらローンを組めなくなる」
 というのは、全くのでたらめなのでしょうか?

■ブラックリストに載るってなに?

 ブラックリストというものは存在しませんが、個人信用情報というものがあります。
 これは、「誰が?どこから?いつ?いくら借りた?いつ返した?」といった情報になります。
 借りていたお金を期日通り返済していたのであれば問題ありません。
 しかし、3ヶ月以上の延滞をしたり、自己破産などをしたいるすると、「事故情報」として個人信用情報に登録されてしまいます。
 この事故情報に登録されることを「ブラックリストに載る」と表現する方がいらっしゃいます。
 
■個人信用情報を集めている機関

 個人信用情報を集めている機関のことを「個人信用情報機関」といいます。
 この個人信用情報機関は、いくつか存在します。
 銀行、消費者金融、クレジットカード会社、それぞれの業界で個人信用情報機関があります。
 個人信用情報機関は、銀行や会社からの求めに応じて、個人信用情報を提供します。

■どういう仕組みで審査を落とされる?

 もう少し分かりやすく説明するために、AさんがB会社のクレジットカードの申込みをした場合を考えてみます。
 B会社は、Aさんの申込みを受け、クレジットカード業界が加盟する個人信用情報機関に、信用情報の問い合わせをします。
 B会社以外のC会社で事故情報があると、B会社はAさんのクレジットカードの申込みに対する審査を落とすことになります。

■どういった場合に事故情報に登録される?

 事故情報に登録される代表例としては、借金の返済が遅れた場合と、借金整理をした場合になります。
 借金が遅れた場合というのは、具体的にいうと、3ヶ月以上、返済をしなかった場合になります。
 借金整理をした場合というのは、自己破産、民事再生、任意整理をした場合になります。
 完済した借金の過払い金について、過払い金の返還請求をした場合には事故情報に登録されませんが、返済途中の借金の過払い金について過払い金の返還請求をした場合には、一旦事故情報に登録されてしまいます。
 一旦というのは、返還請求をしたときに「債務整理」の情報が登録されますが、過払いが発生していて返還を受けたときにはその情報は抹消されるからです。

■事故情報は消えるの?

 事故情報は永遠に登録され続けるわけではありません。
 一定期間が経つと、事故情報の登録は抹消されると言われています。
 おおよその目安として、3ヶ月間返済をしなかった場合の事故情報は5年、借金整理をした場合については、7年〜10年が経つと事故情報は抹消されると言われています。
 

 ブラックリストの解説は以上になります。
 ブラックリストについての疑問は、解消されましたでしょうか?
 ご不明な点があれば、司法書士や弁護士の専門家に相談することをおすすめ致します。


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